滝学園同窓会・会長ご挨拶

滝学園同窓会・会長 母校滝学園は1926 年(大正15年)に開校されましたのでほぼ1 世紀の永きに渡り、創立者の滝信四郎先生の創立の理念でもあります、「社会に貢献しうる人材の育成」を礎に、「報恩感謝、質実剛健、勤勉力行」の教訓の中、非常に恵まれた環境のもとで学園生活を過ごした後輩同窓生は今年も383名おいでです。その新しい仲間を迎え、3万3千余名を抱える同窓会となっております。
 同窓会組織も東京、中部、関西、ロンドンの各支部があり、最近では岐阜地区、或いは 株式会社豊田自動織機さんでの職域、法曹界での職種での組織も立ち上げていただいて積極的に活動が行われております。
 また在校生向けの後援事業では、恒例になっております土曜講座として、16回目の本年はノーベル物理学賞を2014 年に受賞されました名古屋大学教授「天野浩」さんによる記念講演会を開催し、来場いただきました皆さんに大変好評でした。更にイギリスへの海外留学派遣など幾つかの事業を行ってまいりました。これからも継続してタイムリーなサポート、企画を行って行きたいと考えております。例えば、多くの同窓生の先輩、後輩の協力を得て、仲間入りする新同窓生の大学生活へのサポートを始め、就職活動等には諸先輩、同窓生が色々なネットワークを通しての応援を同窓会組織に求められることでしょうから、そうした要望に応えられる組織になれるよう務めてまいります。その為にも伝統ある同窓会の特性を生かしながら、様々な取り組みを行って行くような土壌作りをしていかなくてはなりません。今後更なる強固な体制創りを進めていきたいと思っております。
 皆さんは滝学園の卒業生であることに誇りに思っておられ、世界中で日々活動されておられます。そして同窓会では、来る2026年、創立100周年に向け、更なる組織基盤の強化と財政基盤の充実をめざし、学園との連携、交流を今後より一層深めて行こうとも考えておりますので一層のご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。
 そして今年度は昭和63 年卒の同窓生が幹事として、鵜飼雅弘委員長のもと、「青春回帰〜ふたたび笑顔で〜」のテーマをもとに楽しい総会・懇親会を開催していただきますので多くの皆さんに是非参加して懇親を深めて欲しいと思います。

同窓会会長 朱宮 新治

滝学園・学校長ご挨拶

滝学園校長 同窓生の皆さんいかがお過ごしでしょうか。滝学園はこの4月には中1生261名、高1生355名の新入生を迎え、全校1,835名で平成30年度をスタートいたしました。少子化の時代ですが順調に志願者を集めることができたことは、同窓生の皆様の社会でのご活躍や生徒募集活動へのご協力のお陰と感謝申し上げます。
また、教育活動の面でも、16回目を迎えた土曜講座記念講演(今年は、ノーベル受賞者天野先生の講演)や4年目となる「生徒ロンドン派遣」等にご支援をいただき、新しい教育界の時流に遅れない活動を展開できているのも皆様のお陰と御礼申し上げます。
 昨年度の一年間は、今世間で話題になっている「働き方改革」の対応に学園全体で努力してまいりました。この改革は教職員や生徒の多忙感の解消を最大の目標にしつつ、この機会を滝学園の教育改革の契機という視点をも持って行いました。その結果、今年度から夏休み・冬休みの特別授業の復習授業への変更や、その時期の中学での新しい英語プログラム(中3でのエンパワーメントプログラム等)の実施など新しい行事が始まります。また、部活動においても学校休業日の活動をどう保障するかが問題でしたが、90周年を機にできた滝教育研究所と業務委託をすることで、従来の活動の水準を大きく落とすことなく続けることができました。それぞれのレベルに必要な基礎学力の養成のために作った研究所ですがクラブ活動のサポートという新しい役目も負うことになりました。
 90周年で策定した「2026年への羅針盤」で指し示した目標の一つに滝学園が地元の「知の拠点」となる目標があります。これについても、国の登録有形文化財の本館・講堂・図書館の保存活用事業の国庫補助が得られたことで大きく前進しました。
 政治・経済そして教育の先の見えない状況が続く中で生徒達に求められる力も変わってきております。グローバル化からボーダーレス社会に生きる生徒達には、「問題」を問題として把握できる力、「正解がない問題」に「正解」を作っていく力、自分の意見をまとめ外国語でもプレゼンできる力、どんな状況でも諦めないタフネス等々が必要になります。これらの力を、日々の授業の中で培う基礎学力をベースにして学校教育のいろいろな場面でバランスよく育成していく必要を感じています。教職員一同一丸となってこのような教育を目指し、同窓生の皆さんに誇っていただけるような学園になるよう一歩一歩ですが頑張る所存です。
 同窓生の皆様におかれましては時々に、皆さんが青春を過ごされ、人生のスタートとなった滝学園を思い出していただき学園に足を運んでいただけたら幸いに存じます。皆様のこれからの益々のご発展とご健康をお祈り申し上げ、今後とも母校のためのご支援ご協力をお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

校長 中島 政彦